tairoの徒然日記

心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書く日記

ご機嫌取りのススメ 

”お客様は神様です”

 

接客業に携わったことのある人なら、

誰しも一度は聞いたことがあるはず。

 

私も飲食店でアルバイトをしているのですが、

この言葉、大っっっ嫌いです。

 

だって、自分を神様だと勘違いしている人を

どうにかご機嫌取りをして

次も来店してもらえるように

笑顔で見送らないといけないんでしょ? って

 

フン、馬鹿馬鹿しい。

 

※ほとんどの人がなんてことない普通のお客さんで、

 見ているだけで腹が立つような厚かましい人は

 ほんのひと握りだということをきちんと断っておきます(笑)

 

飲食店でバイトするのはやめとけと言う人がよくいるのは、

おそらく、そういうある程度の理不尽性を感じた経験があるからでしょう。

私もありますしね。 

 

ただ、私は接客業のアルバイトは推奨派です。

 

実際、私は、いまのアルバイトを始めたことで、

以前とは比べ物にならないくらい対人スキルが向上している自覚があります。

 

その理由もなんとなくわかっています。

 

お察しの通り、

接客業では、人を見る眼が養われます。 

まぁ、いわゆる観察眼ですよ。

 

これが使い物になるかならないかは、

他人とのコミュニケーションの上手下手を

はっきりと二分します。

 

相手の機嫌や、感情、

場合によって、次に言いそうなことを先読みすることが

上手なコミュニケーションだと思います。

 

と言うか、接客業はそれを常にやってないといけませんしね。

 

それを極めれば、

某奇妙な冒険漫画第2部の主人公とか、

某英国のベーカー街に住む探偵さんみたいなことだって

夢じゃないわけですよ。

 

と言っても、あのレベルに達するには、

観察眼だけではなく、

そこから得られた単なる点のような要素を1つの線として結びつける

能力やセンスも必要だとは思いますが。

 

とにかく、神様のご機嫌取りしてりゃ

普通の(?)人との会話もうまくなりますよ って話。

 

なんとかコミュ障を克服したいなら、

他人との会話を強制させられる

接客業でのアルバイトもありだと思いますよ。

 

ただし、相当な荒療治ですが。